>>管理人のお勧めギタリスト>>Randy Rhoads |
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Randy Rhoads(ランディ・ローズ) | ||||||
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ランディ・ローズは非凡な才能を持ちながらも飛行機事故で短い生涯を終えた、オジー・ オズボーン・バンドのギタリストです(享年25)。 クワイエット・ライオットというバンドでデビューしたランディが本格的に注目され始めたのは オジーとバンドを組んでからの事で、時を同じくしてデビューしたエドワード・ヴァン・ヘイレン と共に、次代のスーパーギタリストとして大いに活躍を期待されていたそうです。 オジーのファーストソロアルバム「ブリザード・オブ・オズ」では、そんなランディの独創的な プレイを堪能する事ができます。 最初に驚かされるのは、その個性的なギターサウンドです。マーシャルアンプとMXRの ディストーションから得ていたというワイルドな歪みは、強烈なインパクトを与えます。 管理人が始めてこのアルバムを聴いた時は発売から既に10年近く経っていましたが、 それでも「お〜、なんだこれは!」と思ったくらいですから、斬新さに於いて、当時の 標準的ロックギターサウンドとは一線を画していると言えましょう。 そしてサウンド同様、ランディのリードプレイもまた斬新です。 ロックの王道であるペンタトニックスケールにとらわれない幅広い音使い(幼少の頃から 習っていたというクラシックギターの影響を所々で感じさせます)で次々と展開される フレーズは、聴衆を飽きさせる事がありません。トリッキーな速弾きやストレッチフレーズ もそこかしこで聴く事ができます。 が、ランディの最大の特徴は、情緒漂う、細かく震える様なビブラートにあると思います。 オジーの代表曲である「ミスター・クロウリー」は、ランディの泣きまくりのビブラートが あってこそ、名曲たり得たのでしょう。 バッキングプレイは結構荒めで、スタジオテイクはもとより、ライブアルバムを聴くと顕著 です。それがまたカッコ良かったりしますが・・・。 合間合間にフレーズを挟み込むアプローチはエドワード・ヴァン・ヘイレンと同じですね。 ランディ・ローズは、テクニカルな要素よりもテイストが売りのギタリストだと思います。 エドワード・ヴァン・ヘイレンとはまた違った形でロックギターの進化に貢献した彼の 演奏は、一聴の価値がありますよ。 お勧めのアルバムは以下の通りです。
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