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>>管理人のお勧めギタリスト>>Brian May |
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Brian May(ブライアン・メイ) | |||||||
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ブライアン・メイはクイーンのギタリストです。 もともとクイーンは世界的に有名なバンドですが、ここ数年はCMで楽曲がよく使われて いる事もあって、日本国内での知名度は抜群ですね。 初期のクイーンは管理人の一番好きなバンドです。 スピード感溢れるドラマティックなアルバム構成は、展覧会で絵画を観ている様な錯覚に 陥ります。オペラを彷彿させるコーラスといい、計算し尽くされたギターオーケストレーション といい・・・「ハードロックの芸術」と言っても過言ではありません。 特定の曲しか聴いた事がない、という方には、初期のアルバムをお勧めします。 クイーンの素晴らしさは、アルバムを通して聴いた方が良くわかりますよ(^^) クイーンのカラフルなサウンドを支えているブライアン・メイというギタリストの魅力は、 その独特なタッチと、個性溢れるギターサウンドにあります。 音使いそのものはペンタトニックを中心としたシンプルなものですし、派手に速弾きする 事もありません。 が、ピッキングのニュアンスが独特で、微妙に高めのチョーキングや深いビブラートに 特徴があり、一瞬耳にしただけでも「あ、ブライアン・メイだ!」とわかります。 また、ブライアン・メイのギター(暖炉の木を削って父親と一緒に作ったという話は有名) では、フェイズ・アウトを含め13種類ものトーンを表現でき、この豊富なトーンを曲に よって巧みに使い分ける事で、クイーンサウンドに彩を与えています。特にフェイズ・ アウト・サウンドを使う頻度が高く(管理人の中では、「ブライアン・メイ=フェイズ・アウト・ サウンド」というイメージが出来上がっています)、音作りに於いて他のギタリストと 一線を画していると言えます。 ※フェイズ・アウトとは、複数のピックアップをONにした際、例えばリアとセンターを同時に使用する場合に、 位相を反転させる事です。パワーと中音域の無い、鼻に掛かった様な音ですが、強めに歪ませると、 ギョワーンという感じの面白い音に変わります(ハイポジションのプレイでは、1オクターブ高くなった様な、 突き抜けるサウンドが得られます)。 余談ですが、少年時代の管理人は、クイーンの楽曲をコピー演奏しても全くブライアン・ メイの様な音にならず、かなり悩んでいました。 ギターを改造して、フェイズ・アウト・サウンドを出せる様にしてもなお、駄目でしたね(^^;) やはりあの独特なタッチに秘密があるのだと気付いたのは、大分後になってからです。 ブライアン・メイはクイーンの為に存在するギタリストであり、ソロプレイヤーとしてバリバリ 活動するタイプではありません。 そういった意味では超絶テクニカル系ギタリストを目指す方には物足りないかもしれま せんが、表情豊かで個性的、かつバンドに徹するブライアン・メイのギタープレイは、学ぶ ところがたくさん有ると思います。 是非一度、クイーンのアルバムを聴いてみて下さい。 お勧めのアルバムは以下のとおりです。
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