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>>Penguinlandの作曲講座>>第1回:作曲の心得 |
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Penguinlandの作曲講座 第1回:作曲の心得 | |||||
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ギターが趣味という人は結構いるのに、作曲が趣味という人はあまりいないですね。 どうも「作曲すること」に敷居の高さを感じている人が多いようです。 「楽譜を読み書きできなければ」 「才能がなければ」 などといった先入観から、 「作曲はムズカシイ」 と思わせてしまう傾向がありますが、実はそんなことはありません。 作曲するための条件は、 「音楽が好き」 「歌を歌う又は楽器を弾く」 「真似をする」 の三つだけです。 それでも「いや、やってみると結構難しい」と感じる人も多くいると思います。 そういう人に強くいいたい―作曲はギターを弾くのと同じだということ。 そして、作曲がうまくなるのに必要なことは、ギターがうまくなるためにしなければ ならないことと同じです。 ところが、作曲を始める人の多くはそういう点に気付かず、非効率な始め方を していることが多々あります。また、そういう点を指摘する本もあまりありません。 じゃ、どうすればいいのか? みなさんは、初めてギターを弾くとき何をしますか? 王道の方法でいくならドレミファソラシドを練習するところですが、手っ取り早く始めたい と思う人は、好きな曲で簡単そうな曲から練習するのではないでしょうか。 実際、このロックギタリスト養成所でも、「自分の好きな楽曲のギターを徹底的にコピー して、CDに合わせて一緒に演奏する」のが効果的な練習方法と書いてますね! 作曲もその例にならうべし、です。「自分の好きな楽曲の流れを徹底的にコピーして、 CDを聴きながら一緒に作曲する」のがポイントです。 作曲についてもう一つ言いたいこと。 好きな曲をギターでコピーをするとき、フレーズが難しくてすぐに弾けないときどうするか? 練習あるのみです。 練習しなければギターが上達しないのと同じで、作曲も上達するには練習が必要です。 ちょっとだけ作曲にチャレンジしてみて、「いい曲が作れない。自分には才能がない」 と諦めてしまう人が多いようですが、それは大きな勘違いです。 初めからいい曲を作れる人なんていません。 今年生誕250年を迎えた名作曲家のモーツァルトにしても、ロック史上最高のヒット メーカーのビートルズにしても、初期より後期の方がレベルの高い名曲を残しています。 また、作った曲が全ていい曲ということは絶対にありません。 傑作といわれる曲をたくさん発表しているアーティストでも、いい曲以上に、駄作を たくさん作っています。 いい曲を作れるようになるにはたくさんの曲を作るべし、ということです。 「天才とは1%のひらめきと99%の努力」というエジソンの言葉もここにあてはまります。 天才と凡人の差が「1%のひらめき」であることはほとんどなく、多くのケースにおいては、 「1%のひらめき」に相対する「99%の努力」が出来てない、というのが実状だと思います (自分を含めて)。 数曲作って諦めずに、たくさん曲を作りましょう! 【作曲の心得:まとめ】 ・ 自分が好きな楽曲の流れを徹底的に「コピー」する ・ たくさん曲を作って作曲を「練習」する 当作曲講座の講師、Penguinland さんのブログを楽しもう!
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