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>>ロックギターの音作り>>エフェクターで歪ませてみよう |
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エフェクターで歪ませてみよう | |||||||
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音を歪ませるエフェクターには、ディストーション、オーバードライブ、ファズといったものが あります。 これらは、ハードロックやヘヴィ・メタルの様に深めの歪みが欲しい時はディストーション、 フュージョンっぽい軽めの歪みが欲しい時はオーバードライブ、パンクっぽい激しい歪みが 欲しい時はファズといった様に使い分けます。 エフェクターで歪ませるメリットは、どんなアンプを使ってもほぼ同質の歪みを得られる事、 クリーンサウンドとの切り替えが簡単に出来る事などです。 特にマルチエフェクトだと、一台で幾通りものサウンドセッティングを登録でき、更に それらを瞬時に呼び出せますので、ライブ演奏では大変便利です。 大型アンプの迫力ある歪みにはなかなか及びませんが、利便性に於いてはエフェクターに 分があるのです。 ・エフェクターでの音作りの基本 ・エフェクターで歪ませる際のポイント ・アンプシミュレータ 【エフェクターでの音作りの基本】 TOP 歪み系のエフェクターはかなり多くの種類が販売されており、操作方法もそれぞれ異なり ますが、基本的には以下のコントロールができる様になっています。
アンプ同様に、各つまみは12時の方向(中央)から、好みのサウンドを探して行きましょう。 歪ませ過ぎない様にするのがコツです。 また、思うようにサスティン(音の伸び)が得られない場合は、歪みを深めるよりも、 コンプレッサーを併用すると良いです(ただしノイズが増えるので注意)。 【エフェクターで歪ませる際のポイント】 TOP 1.アンプは歪ませない エフェクターで音を歪ませる場合、アンプはGAINを下げてクリーンな音が出る様に セッティングします。これにより、歪み加減をエフェクター側のみでコントロールでき、 また、エフェクトをOFFにした際、瞬時にクリーンサウンドを得る事ができます。 2.アンプのトーンコントロールをフラットにする アンプのベース、ミドル、トレブル、プレゼンスといったつまみを5にして、出来るだけ 癖の無い音を作ります。サウンドキャラクターはあくまでエフェクター側で決定します。 3.原音とエフェクト音の音量を合わせる エフェクトをOFFにした時とONにした時の音量が同じになる様にセッティングします。 これは、エフェクト操作の際、急激に音量が小さくなったり大きくなったりする事を 避ける為です。エフェクト音はLEVELというつまみでコントロールします。 【アンプシミュレータ】 TOP アンプシミュレータとはマルチエフェクターの一種で、世界的に有名なギターアンプの サウンドをシミュレートしたものです。 一台で複数のギターアンプのサウンドが得られ、ディレイやコーラス等の代表的な エフェクトを同時に使用する事もできます。 アンプシミュレータの特徴は、「ギターアンプを鳴らし、マイクを通じてレコーディング した音」をシミュレートしている点にあります。 例えば普通の歪み系エフェクターを直接ミキサーに繋いでレコーディングした場合、 オーディオ機材が歪んでしまった様な、単なる「歪んだ音」になってしまいますが、 アンプシミュレータはマイクを通じた状態、つまりある程度の空気感まで再現して いる為、本当にスタジオでレコーディングした様な音が得られます(正確には、 ミキサーで加工する前の、純粋にレコーディングした音です。CDで聴く事のできる ギターサウンドは、エンジニアによって少なからず加工されています)。 いつでもどこでも、ミキサーに直結すれば同じサウンドが得られるというのは大変 便利です。 レコーディングだけでなく、ライブでも直接PAに繋いで鳴らす事ができますし、マイクでの シミュレート機能をOFFにして、ギターアンプに繋いで鳴らす事もできます。 また、ヘッドフォンアウトも備えているので、住宅事情でギターアンプを鳴らせない方には 最適です。 一台あると、大変便利です。 尚、通常のエフェクターと同様に、アンプシミュレータも各社から発売されています。 サウンドキャラクターはそれぞれ異なりますが、購入の際は、できるだけリアルな音 (これは経験が無いと難しいです)のするものを選ぶと良いでしょう。 何を買ったら良いかわからないという方には、LINE6のPODシリーズをお勧めします。 |
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