>>スーパーネットギタリストを探せ!>>テクニカルギタリスト・FUKAOさん |
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テクニカルギタリスト・FUKAOさん | ||||
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テクニカル系ギタリストと呼ばれる人達は、その華麗なテクニックを前面に押し出した プレイを身上とします。1980年代に比べると、このタイプのギタリストは少なくなった様に 感じますが(あくまで管理人の主観)、その分、テクニックのレベルは当時より上がり、 「こんなに高低差の激しいフレーズを、こんなに速く弾けるとは!」と驚嘆させらます(^^) が、巷では、「テクニカル系ギタリストの弱点はテクニックに溺れる事だ!」等と言われる 事もあります。確かに、いくら素晴らしいテクニックを持っていても使い方が悪ければ 「速いけど、なんだかな〜」って感想になってしまいますね。どのジャンルのギタリストで あっても、結局はセンスが要求されるのです。 さて、ここでご紹介するFUKAOさんは、「テクニックに溺れる」なんて言葉とは無縁の、 真のスーパーテクニカルギタリストです! 思わず耳を疑ってしまう数々の正確&高速&インターバルの広いプレイは、高度に センス良く使い分けられており、リスナーを楽曲にグイグイ引き込んで行きます。 実にクレバーな演奏で、聴いていて全く飽きません(というか、「もっと弾いてくれ!」と 思わず言いたくなってしまいます)。 「百聞は一聴にしかず」です。ではFUKAOさんの楽曲を聴いてみましょう! 【楽曲”Worm”を試聴】 【FUKAOさんインタビュー】 【楽曲”Worm”を試聴】 TOP ”Worm”は短いギターインストにも関わらず、その展開はまるでおもちゃ箱をひっくり 返してしまったかの様に豊富で、インパクトは絶大です! キーボードとの高速ユニゾンプレイに始まり、稲妻の様なリードプレイから一転して 粘っこいプレイまで、FUKAOさんのスーパープレイが2分42秒に惜しげもなく 詰められています。歯切れの良いバックギターがまたカッコ良いです(^^) コミカルな曲調を盛り立てるプレイ(=テクニックを楽曲の為に使っている!)には 並ならぬセンスの良さを感じますね。単なるテクニシャンとは次元が違います。 ギターの事が良くわからないリスナーでも楽しむ事ができるであろうテクニカル・ギター インストにはそうお目にかかれるものではありません。 FUKAOさんの凄い所は、これだけのプレイヤーでありながらも、ギターに固執せず 音楽そのものを大切にされている点です。それはキャッチーなメロディー、計算された 楽曲構成、遊び心に富んだアレンジ、バランスの良いミキシング等、随所に現れており、 「トータルで面白い作品に仕上がらなければ意味がない!」という拘りを感じさせます。 正にギター・アーティストですね。 テクニカル系を目指すかどうかは別としても、明日のスーパーギタリストを夢見て精進 努力されている若いギタリストには、FUKAOさんの姿勢は大変参考になると思います! ※ヘッドフォンで試聴すると更にFUKAOさんの凄さがわかりますよ(^^) Worm(Music by FUKAO) |
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