>>デモCDを作成しよう>>レコーディングの心得

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レコーディングの心得

レコーディングはかなり根気のいるシビアな作業です。同じフレーズを何度か弾いて、
その中からベストのものを選び出して行くという地道な作業の連続ですから、耳も神経も
かなり消費する事になります(一回で何もかも上手く録れるなんて事はまずありません)。

昔、「10回のライブより1回のレコーディング」なんて格言があったのですが、実際、
レコーディングでは自分の実力が露骨に判るので(ライブと異なり他メンバーの演奏が
自分の演奏に被らず、自分の演奏だけをクリアな音で客観的に聴く事が可能)、上達の
きっかけになります。

また、レコーディング(及びミックスダウン)は、最もアーティスト性を発揮できる作業の
一つでもあります。

ギタリストが一人しかいないバンドのライブでは、当然ギターは一本しか鳴りませんが、
レコーディングでは一人のギタリストが何本ものギターを録り重ねる事ができ、数人の
ギタリストが同時に演奏しているかの如く聴かせる事が可能です。
MTRのトラック数やスタジオレンタルの時間といった制限を除けば、アーティストの
望むままに楽曲を表現できるのです。

プロ志向の方にとって、レコーディングは特に重要な作業となります。以下、宜しければ
参考にしてみて下さい。


レコーディング前の心得
レコーディング中の心得



【レコーディング前の心得】  TOP


1.レコーディングのプランを練る

  バッキングにしろリードにしろ、最初から終わりまで通して演奏する必要はありません。
  作業を進め易い様に曲をブロック分けし、レコーディングの順番と使用するトラックを
  大まかに決めましょう


  例えばギターソロパートが16小節あったとして、一気に弾くのが難しいのであれば、
  前半と後半と8小節ずつに分け、それぞれ別トラックにレコーディングするといった
  方法が考えられます。

  あくまでも自分がやり易い様にプラニングして下さい。

  尚、スタジオをレンタルしてレコーディングする場合は、簡単なトラックシート(どの
  トラックにどの楽器を録るつもりであるかを示した一覧)を作成して、エンジニアに
  レコーディング手順等を相談しましょう(希望を明確に伝えればエンジニアの方で
  上手く対応してくれます)。


2.弦を張り替える

  少しでも良い音でレコーディングする為に、全ての弦を張り替えましょう(弦を交換
  すると、音の響きが良くなります)。
  尚、ライブの章でも書きましたが、前日に弦交換を行うとチューニングが安定しません。
  2〜3日前の交換がベストです。


3.演奏内容を確認する

  スタジオをレンタルしてレコーディングする場合は時間が限られてきますので、
  事前にリハーサルをきっちり積んで、スムーズにレコーディングできる様にして
  おきましょう。


4.ジャンルに合ったエンジニアの居るスタジオを選ぶ

  スタジオでレコーディングする場合、自分の音楽ジャンルを得意とするエンジニアの
  居るスタジオを探しましょう。エンジニアによって得意とする音が違いますし、ジャンルに
  よって音の録り方が異なります。特にハードロック系の楽曲でマーシャル系アンプを
  マイク録りしたい場合は要注意です(マーシャル系アンプの音を上手く拾うのは
  難しいです)。



【レコーディング中の心得】  TOP


1.トレモロアームを取り外す

  トレモロアームは付いているだけでチューニングを不安定にします。アームを必要と
  しない楽曲やフレーズの録音は、取り外して行いましょう(ロックナットタイプも同様)。


2.チューニングを小まめに行う

  ギターはチューニングの狂い易い楽器です。いくら良いテイクが録れたとしても、
  チューニングが悪ければその演奏は台無しですから、後でがっかりする事のない様、
  レコーディング中はチューニングを小まめに行いましょう

  ギター以外のパートがシンセサイザーによる自動演奏だと、チューニングの狂いは
  余計に目立ちますので要注意です。
  尚、管理人の場合、3〜5テイクに1回の割合でチューニングを見直しています。


3.モニター音はドライサウンドにする

  レコーディングの際、演奏者の気分を良くする為に、モニター音(自分の演奏音)に
  リバーブを掛ける事がありますが、正確な演奏を心掛けたいのであれば、これは
  止めた方が良いです。
  モニター音にはエフェクトを掛けずドライなサウンドとし、自分の演奏をダイレクトに
  受け止められる環境を作って下さい。


4.演奏はコンソールで行う

  スタジオをレンタルしてアンプのマイク録りを行う場合、演奏は実際にアンプが
  鳴っている部屋で行うより、ミキシングコンソールで行った方が楽
です。
  ロックの場合はアンプの出音を大きくする事が多く、モニターのし易さにかなりの
  差が出ます(アンプの音を背に受けて演奏しないとやり辛いという方もいますが)。
  フィードバックさせたい等の特別な理由がなければ、コンソールで演奏する様に
  しましょう。


5.極力妥協しない

  レコーディングの目的は作品を残す事にあります。納得の行かない演奏を残して
  しまうと後悔しますので、時間と気力の許す限り、演奏に最善を尽くして下さい
  一発勝負のライブとは異なり、レコーディングは何度でもやり直しが利きます。
  メリットは最大限に生かしましょう(殆ど自分との戦いになります)。

  スタジオをレンタルしてレコーディングする場合は、時間を掛けたくとも料金が嵩んで
  しまい思うようになりませんので、より事前のプラニングと練習が重要となります。

  自宅録音であれば時間を贅沢に使えますから、一旦レコーディングしたテイクを
  翌日にフレッシュな耳で聴いてみて調整を掛ける等、色々工夫してみて下さい。

  尚、仕事としてレコーディングする場合は若干考え方が異なってきます。


 
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アンプの音を録るコツ



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