>>作曲してみよう>>ギターリフはどうやって作れば良いの? |
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ギターリフはどうやって作れば良いの? | ||||
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ロックで言うギターリフは、主に低音弦を使った、パターン化されたバッキングフレーズを 示します。例えば有名なスモーク・オン・ザ・ウォーターの「ズッチャッチャ〜、ズッチャッ チャラ〜」というイントロは、立派なギターリフです(^^) 歌もの/インストに関わらず、ロックではギターリフを中心に楽曲を作る事が少なく ありません。ギターリフの完成度が楽曲そのものの良し悪しを決定してしまう事すら あり得るのです。 ギターリフは単音中心で構成する場合と、パワーコード中心で構成する場合があります。 先のスモーク・オン・ザ・ウォーターはパワーコード中心ですし、管理人サンプル曲の 「Return〜」は単音中心です。 また、ハードロックやヘヴィ・メタルだと、開放弦を絡めたリフが多いですね。この場合、 開放弦をペダルポイント(コードが変化して行く中で、ずっと保持される音)として使います。 例えばオジー・オズボーンのクレイジー・トレインのギターリフでは、5弦開放がこれに 当たります。 パワーコード リフを作ってみる 【パワーコード】 TOP ギターリフのみならず、ロックでは「パワーコード」と呼ばれるコードが多用されます。 その正体は低音弦を主体とした省略コードです。 下のTAB譜を見て下さい。赤字がパワーコードです。それぞれの本来のコード(省略 しないコード)が左隣に黒字で示されています。 これは全てEコードですが、パワーコードにはメジャー/マイナーを決定する音が 含まれていませんので、メジャーともマイナーとも解釈する事ができます。 フルコードを押さえるのが苦手な人でも、これなら問題なく弾けると思います。 上のTAB譜と「コードってなに?」の平行移動の章を見て頂けば、他のパワーコードも すぐに覚える事ができます。 色々な楽曲をコピーしていると否応なしに覚えてしまいますけどね(^^) 【リフを作ってみる】 TOP 大まかに言うと、ギターリフは次の要素で構築されています。 ・パワーコード ・単音 ・ペダルポイント(主に開放弦) ・リズム これを念頭に置いて、例えば次の手順で、お好きな楽曲のギターリフを独自のリフに 変えてみましょう。 @リフで使われているパワーコードを追加、又は変更 Aパワーコードとパワーコードの合間に単音のフレーズを追加 B8ビートだったリズムを16ビートに変更 ※前後の流れを考えて変化を付けて下さい。 いかがでしょう?元のリフとはかなり雰囲気の異なるリフになったのではありませんか? 世の中には何万、何十万という数のギターリフが存在し、当然似た様なものも山の様に あります。全く同じにならないのは、これらの要素が微妙に異なるからです。 ここではあえて意識して既存のリフを別のリフに変更しましたが、実際には、無意識の 内に複数の既存リフを脳内加工してオリジナルリフを作る事になります。 これは「作曲するにはどうしたら良いの?」の「作曲に必要なもの」という章でご説明した 事と基本的に同じです。 アドリブや作曲同様、ギターリフを作る上でも、いかに多くの楽曲に触れてきたかが 重要なポイントとなります。エドワード・ヴァン・ヘイレンの様な、リフ作りの上手い ギタリスト達の楽曲をコピーする事で、リフの感覚を養いましょう。 尚、ギターリフは、覚え易くてギタリストに「弾いてみたい!」と思わせるものがベストです。 |
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