>>アドリブを弾いてみよう>>アドリブが上手くなる為に

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アドリブが上手くなるために

前章で、「単なる音の羅列と、きちんとしたアドリブの違いはセンス(構成力)にある」という
お話をしました。

アドリブ上手なギタリストは、曲調に合わせてフレーズを使い分け、フレーズとフレーズを
スムーズに繋いで行きます。これはセンスの賜物ですね。

しかし、彼らとて最初からセンスに溢れたアドリブが弾けた訳ではありません。

全てはデータの蓄積から始まるのです。

ここでいうデータとは、「楽曲をコピーしていて良いと思ったフレーズ」や、「印象に残った
ギターソロの構成」等の事です。

たくさんの楽曲を聴き、たくさんのギタープレイをコピーする事によって、これらはデータ
として頭の中に蓄積されて行きます。

ロックには長い歴史があり、ソフトの量たるや莫大なものです。教材には事欠きません。
色々な楽曲に触れて、データ量を増やして行きましょう。これがアドリブ上手になる為の
第一歩です。

さて、蓄積されたデータは、そのままでは単なる記憶に過ぎません。これらは分析してこそ
意味がある
のです。

例として、今までにあなたがコピーした、または聴いた楽曲について、次の事を考えてみて
下さい。

1.このギターソロはどのスケールを使って演奏されているのか
2.このギターソロのポイントとなるフレーズはどれか
3.このスケールでチョーキングやロングトーンに使われる頻度の高い音はどれか
4.このスケールでアドリブを行う場合、どういった音の運び方が一般的なのか

5.経過音(スケールに含まれない、通り過ぎるだけの音)をどう使えばよいか
6.ポジションを途中で変える場合、どういったフレーズの繋ぎ方をしているか


いかがでしょうか?
これだけでも、今までなんとなく弾いていた、或いは聴いていたものが、実は宝の山だった
という事に気付いて頂けたのではないでしょうか?

データ分析では、まず、「なぜこうなっているんだろう?」と考えてみる事が大切です。

「なぜ」の回答は、1曲や2曲の分析で導くよりも、10曲、20曲の分析で導いた方が、
より精度の高いものになります。この為に、多くのデータの蓄積が重要となるのです。

色々と分析して行くうちに、ロックでよく使われる音運びはもちろん、特定のギタリストの
定番フレーズや、ソロ構成のパターン等が見えてきます。それはあなたの努力の成果
ですから、どんどん吸収して、自分のアドリブ演奏に生かして行きましょう。



センスを磨くには、まずデータを蓄積し、そして蓄積したデータを分析するという、地味な
作業の繰り返しが必要
です。

分析の結果が増えるに連れ、あなたのアドリブの質はどんどん高くなって行く筈です。
そしてどの分析結果を重んじて行くかが、あなたのギタープレイの個性に繋がって
行きます。

「蓄積」とか「分析」という言葉には難しい響きがありますが、実際にやってみると楽しい
ものです。力まず、焦らず、マイペースに、アドリブの完成度を高めて行きましょう(^^)



アドリブの練習方法



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